ホーム > 体験イベント >第15回 サニエルおやこネイチャーツアー開催報告

第15回
サニエルおやこネイチャーツアー開催報告

自然体験の楽しさを通じて環境保護の大切さや理解を深めて頂くため、小学生とその保護者を対象にネイチャーツアーを開催しています。
今回は、和歌山県の山と海の体験を実施しました。

日程
2023年9月2日(土)~3日(日)
場所
和歌山県 護摩壇山・龍神岳・千里海岸・白浜町の海岸など
参加者
おやこ12組24名 ※2組キャンセル
企画協力
公益財団法人 日本自然保護協会

護摩壇山と龍神岳の散策

和歌山県最高峰を目指して山歩きスタート!前日まで雨が降っていたので、参道にはたくさんのキノコが!中でも珍しかったのは夜に光る“ツキヨダケ”。大きなヘビの抜け殻を見つけたお友達もいました!すごい!!和歌山県最高峰の龍神岳からの眺めは最高♪

千里海岸で貝がらを使った工作にチャレンジ

千里海岸にはなんとウミガメが卵を産みに来るそうですが、産卵回数は減っているそうです。今回の体験では、浜に出てきれいな貝がらを拾い集めました。それを、フォトフレームに貼り付けて思い出作り♪

宿泊はホテル&リゾーツ和歌山みなべ

素敵なホテルに宿泊し、みんなで夕食会をしました。なんと、特別ゲストの「サニエル」が登場し、みんな大喜び!サニエルもいつも以上に大はしゃぎしていました!

朝の海辺でラジオ体操と浜歩き

翌日は、ラジオ体操でスタート!朝6:00集合という早い時間&自由参加にも関わらずたくさんのお友達が参加してくれました。ホテル近くの小目津浜で目覚めのラジオ体操でリフレッシュしたら、砂浜を歩いてまたまた貝拾い♪砂浜と森がつながっていて小目津浜への行き帰りにカニもたくさん見ることができました!

京都大学白浜水族館でお魚観察

本当はグラスボートに乗船し、お魚を観察する予定でしたが、波のうねりが高く残念ながら中止となりました。一行は京都大学が運営している水族館へ。展示されているお魚は紀伊半島に生息しているものばかりということで、「昨日の夜に食べたお魚いる!?」なんて声も聞こえてきました。珍しい展示ですが、たくさんの種類のお魚を見ることができ大満足でした。

白浜でビーチクリーン

白浜では砂浜に漂着したり捨てられているゴミを拾い集めるビーチクリーンを行いました。発泡スチロールやペットボトルなどのプラスチックゴミがたくさん集まりました。同行してくれた日本自然保護協会の志村さんや櫻井さんから、「プラスチックごみは分解されて小さくなる(マイクロプラスチックになる)前に拾うことが大切」と教えてもらいました。

北浜の洞門で磯の観察

アーチ状の岩の下で磯の観察をしました。岩にはカメノテやカサガイが張りついているのを観察したりタモを持ってお魚を探したり。日本自然保護協会の櫻井さんが近くに洞窟を発見!急遽、みんなと洞窟探検へ。でも、中は真っ暗で「怖いー!!」という声と共にすぐに戻ってきたのでした(笑)

まとめ

今回は、和歌山県の山と海を両方体験できるプログラムを実施。バスで山道を下るときには、山から海へと流れ下る川を横に見ながら走る道もあり、山と海がつながっていることを感じながら自然を思いっきり楽しんでいただきました。護摩壇山では、鹿による樹木や植物への悪影響があったり、海では産卵回数が減っているウミガメや砂浜に落ちていたたくさんのゴミなど、自然の美しさを感じつつも環境保全の必要性を実感するプログラムとなりました。このイベントが、砂浜を歩くときに楽しかったことを思い出しつつ、ゴミを減らす取り組みなどにも思いを馳せるきっかけになれば幸いです。

ページ先頭へ