第1回
サニエルおやこ プチ・ネイチャーツアー落ち葉かきと焼きりんごづくり!開催報告
サニクリーンアカデミーでは、より多くの方々にご参加いただける様、毎回大人気のサニエルおやこネイチャーツアーの日帰り企画を実施しました。
今回は東京都練馬区の都立光が丘公園で火おこし体験と焼きりんご作りを行いました。身近な自然を満喫しながら、自然環境の大切さを学びました。
- 日程
- 2019年12月8日(日)
- 場所
- 都立光が丘公園 バードサンクチュアリ
- 参加者
- おやこ7組14名
- 企画協力
- 公益財団法人 日本自然保護協会
NPO法人 生態工房
株式会社サニクリーン東京
株式会社サニクリーン
集合!
予定していたイベント開催日12月7日(土)は雨天予報のため12月8日(日)に変更して開催しました。
わずか0.2ヘクタールの草はら
この光が丘公園にある、わずか0.2ヘクタール程の広さの草はらが練馬区で1番広い草はらだそうです。
自然の草はらは今ではとても珍しくなり、保全活動を行うことで珍しい植物や虫などが生息しています。
草はらにとっては土の栄養が少ない方が良い環境であるため、落ち葉などの肥料になるものを取り除くことが草はらの保全につながるそうです。
*光が丘公園で環境保全活動を行うNPO法人生態工房の佐藤方博さんのお話より
落ち葉かきスタート
落ち葉かきでは、熊手・しょいかご・箕(み)という昔ながらの道具を使いました。しょいかごには落ち葉を入れて、その上から落ち葉を踏みつけると圧縮されていくらでも落ち葉が入りました。昔の人はかき集めた落ち葉を運ぶのに時間がかかるため、効率よく作業をするために工夫しながらしょいかごを使っていたのですね。
火おこし体験
昔ながらの道具に慣れ親しんで落ち葉をたくさん集めたあとは、火おこし体験をしました。
大野正人さん(日本自然保護協会)の見本を見て、さっそく体験してみますが、これがとても難しい作業なのでした。でも、みんな段々とコツを掴んで煙が出るようになり、なんと火がついたグループも!
焚き火
集めた落ち葉を山にして、いよいよ焚き火の準備!マッチで火を付けましたが、すぐに消えそうになるため、火を絶やさぬよう、うちわで仰いで空気を送ったり、落ち葉を足したり、火ばさみで混ぜてみたり。
紅玉で焼りんご
紅玉という種類のりんごで、焼りんごを作りました。道具を使って芯をくり抜いて、シナモンシュガーを入れて、アルミで包んで焚き火の山へ。焼けるまでの待ち遠しい時間を過ごし、やっと完成!
まとめ
見慣れない道具を使って集めた重い落ち葉を運ぶ姿や、火をつけようと一生懸命に取り組む姿がスタッフにとっても印象的でした。
この体験で、普段何気なく存在している草はらが、人の手による保全活動によって維持されていることを知りました。また、草はらが存在することで、そこに生息する生き物を守ることにもつながり、保全活動の大切さを感じました。