vol.4
住まいのキレイに関する情報をお届け。
毎日の暮らしをもっと素敵に快適に!
アカデミーリサーチは、サニクリーンの事業活動を通じて長年培ってきた
「おそうじ」「衛生管理」「くらし・環境」に関するノウハウや研究資源を最大限に活用し、
快適で豊かな暮らしに役立つ情報をお届けします。
家族が毎日使うトイレは、目に見えない汚れやニオイがたまりがち。いつでも清潔にしておきたいものの、
おそうじがしにくい場所もありますよね。今回は、みなさんから寄せられたトイレそうじに関する意識調査をはじめ、
おそうじのアイデアや“汚れをためないトイレ”のためのマメ知識をご紹介します!
便器のおそうじが苦手と回答した方が全体の約半数となりました。年代別では20代が6割と最も高くなり、60代では4割にとどまるものの年代による意識の違いも見られました。黄ばみや黒ずみなどの取りにくい汚れが付着することに加え、目の届かないフチ裏やフタと便座の隙間など、おそうじしにくい形状であることが、苦手意識が高くなる原因と考えられます。
「使用後の汚れ」は全世代を通じて苦手な汚れ第1位となりました。広範囲に飛び散る尿は目に見えにくいですが、壁などに付着してニオイを発生させる原因となりますので、こまめなおそうじが必要となり、手間がかかる汚れでもありますね。傾向としては、専業主婦に比べて仕事をしている主婦は、「尿石」や「カビ」を気にする傾向が現われましたが、おそうじの頻度はどちらも大きな差はありませんでした。
そうじをする層の2割は
「カビ取り剤」を使用!
使用個数は
平均3.3個!
お掃除シート
を使用!
アンケート調査概要
- ● 調査地域:全国
- ● 調査対象:女性・既婚者 20〜69歳
- ● 調査期間:
2018年6月26日(火)〜6月28日(木) - ● 有効回答数:400サンプル
なるほど、使えるかも!
ストレスなし!
汚れをためてしまうと時間も労力もかかるので、ブラシで磨く日と洗剤をふりかける日を交互にしています。汚れがたまりにくくなり、トイレそうじの負担がなくなりました。
使い分けがコツ!
フチの裏などブラシが入りきらない部分には、液ダレの少ない泡洗剤を使用。ガンコな汚れは、トイレットペーパーに中性洗剤をふくませ、しばらく放置してからブラシでこすります。
除菌をしてスッキリ!
まずはノズル専用のブラシを使用して汚れを取ります。その後、大きめのブラシとトイレ用の洗剤で再度キレイにそうじして、最後は除菌スプレーを吹きかけ、数分おいて乾かします。
細部まで!
普段から「お掃除シート」で、こまめにひと拭き。汚れが気になった時は、洗剤をかけた後に、割り箸にキッチンペーパーを巻きつけたもので細かいところまでこすり落とします。
大活躍!
トイレの汚れはアルカリ性なので、弱酸性のクエン酸水が効果的。中和作用で汚れが落としやすくなるので、床全体にスプレーしてから「お掃除シート」で拭きあげます。
ひと工夫!
スペースにゆとりがなく、そうじのしにくい我が家のトイレ。手が届きにくいタンクの裏などのそうじには、長いホウキの柄にいらなくなった布切れを巻きつけて使用しています。
ちょっとしたことで、
おそうじがグッとラクに!
トイレそうじでしっかり落としたいのが「尿汚れ」。見えないところで大きく広がり、放っておくと
頑固な「尿石」やニオイの原因にも。こまめに対処して、“汚れをためないトイレ”を目指しましょう!
おそうじ手順が大事!
効率よくキレイにするために、手順を覚えておきましょう。まずは天井部の換気扇や棚のホコリを落としてから便器の内側やノズルをブラシでそうじ。雑巾などで便器とフタのつなぎ目や外側を拭き、最後に壁の下部と床を拭き上げます。
汚れもしっかりチェック!
便器のフチ裏のチェックは、小さな手鏡を使うと便利。ブラシが届きにくい場所なので、洗剤をかけた後にトイレットペーパーでシップしたり、ゴム手袋の上に軍手を重ねて指先でこすれば、たまってしまった汚れもキレイに落せます。
場所を知っておく!
気がつかない場所にも付着してしまう「尿汚れ」は、ガンコな「尿石」になる前に落としてしまうのが肝心です。便器内はもちろん、便座の裏やフチ裏、便器の外側、壁や床にまで広がってしまうので、便器まわりを全体的にそうじするように心がけましょう。
『おそうじまめ知識』を活用して、いつでもキレイな空間をキープしましょう!