vol.5
住まいのキレイに関する情報をお届け。
毎日の暮らしをもっと素敵に快適に!
アカデミーリサーチは、サニクリーンの事業活動を通じて長年培ってきた
「おそうじ」「衛生管理」「くらし・環境」に関するノウハウや研究資源を最大限に活用し、
快適で豊かな暮らしに役立つ情報をお届けします。


住まいのメインルームでもあるリビング。いつでもキレイにしておきたい場所ですが、
家具や家電も多く、ホコリや汚れもたまりがち。今回は、リビングのおそうじについて、
みなさんの苦手な場所やおすすめのアイデアなどについて調査しました。
リビングで普段掃除をしている場所の中で、掃除しにくいと思う場所を聞きました。1位の「棚やソファなど家具の裏・下」は、掃除機や柄の長いおそうじシート、モップを使用して掃除する人が多く、掃除機のノズルなどが届かなかったり、家具が重く一人で掃除ができなかったり、家具を動かす際、床に傷が付くことが心配で、思うように掃除ができないと感じていることが苦手意識の高さにつながっていました。2位の「エアコン」や4位の「窓」は年代が高い方が普段から掃除をする割合が高くなり、50代と60代がポイントを押し上げました。
全世代を通じて、9割強の回答を集めたのが「ほこり・髪の毛」でした。特に絨毯やカーペットに入り込むと、掃除機のあとに粘着シートで除去する人が多く、2度手間になっているようです。それに続く「ベタつき」「シミ汚れ」「手垢」は5割前後で、1位との差が開いているのが特徴的。掃除頻度別にみると週に1~2日しか掃除しない層は、週に3~5日以上掃除する層に比べて、「ベタつき」「シミ汚れ」「手垢」などの汚れを気にする割合が低い傾向となりました。
「床用お掃除シート」
を使用!
使用個数は
平均4.1個!
専用洗剤
を使用!
アンケート調査概要
- ● 調査地域:全国
- ● 調査対象:女性・既婚者 20〜69歳
- ● 調査期間:
2018年6月26日(火)〜6月28日(木) - ● 有効回答数:400サンプル
なるほど、使えるかも!

狭い場所対策!
大まかなところは掃除機のノズルを取り替えてゴミやホコリを吸い取りますが、棚の隙間や家具の下には、棒状のものにストッキングを巻きつけたお手製の道具を使っておそうじします。

ホコリをキャッチ!
掃除機やモップなどが届きにくい場所は、軍手をはめて雑巾代わりに。狭い隙間に溜まった細かいホコリまで取れてスッキリ。定期的にソファを分解して、中まで掃除機をかけています。

カビ予防!
フィルターはスポンジやブラシで汚れを洗い落としてから、除菌スプレーをかけて、完全に乾くまで天日干し。内部の細かいところは割り箸や綿棒で汚れを掻き取ります。

気分もスッキリ!
カーペットのような大きなものは洗うことができず、拭き取るだけのそうじでは不安も。天気のいい日に干して、掃除機でホコリを取った後、アルコールを含ませた雑巾で拭きます。

ピカピカ!
窓ガラスのおそうじは、はじめに丸めた新聞紙にぬるま湯をたっぷり含ませてゴシゴシと汚れを落とし、次に乾いた新聞紙を丸めて跡が残らないよう、円を描いて拭きあげます。

広がる空間に!
ホコリがたまりやすい毛足の長いカーペットは、掃除機をかけてから、粘着カーペットクリーナーを。床はアロマオイルを染み込ませた雑巾で拭くと、室内にいい香りが広がります。

ちょっとしたことで、
おそうじがグッとラクに!
リビングのおそうじでマークしたいのは、ホコリと皮脂汚れのツートップ。適材適所の方法で、
効率よくおそうじするのがコツです。スッキリ快適なリビングで、寛ぎの時間を楽しみましょう!
おそうじ方法を!
ホコリなどの“乾いた汚れ”は、ハンデイモップなどで絡みとります。特に天井などの高いところは、ホコリが落ちないように注意を。皮脂による“ベタベタ汚れ”は、中性洗剤を水で薄めた雑巾でしっかり拭きましょう。
ゆっくりかける!
カーペットに掃除機をかけるときは、1メートルあたり5秒の目安でゆっくりと。奥に詰まった小さなホコリやゴミもよく取れます。一方、自然素材の畳は、目に沿って軽くやさしくかけます。
あわせて道具を使い分け!
小さな窓は、マイクロファイバーのクロスで水拭きをしてから乾拭きを。大きな窓の場合は、雑巾で水を広げるように拭いた後、スクイジー(水切りワイパー)で水を切り、最後に乾いたタオルでフチを拭きます。
『おそうじまめ知識』を活用して、いつでもキレイな空間をキープしましょう!
