ホーム > 調査 > アカデミーリサーチ vol.36 ペット飼育家庭の生活・おそうじ調査“ペットの衛生篇”

アカデミーリサーチ

vol.36

ペットを飼っている家庭を対象に
調査を実施しました。

ペットを飼っている家庭を対象に、生活や掃除について調査を実施しました。

ペット飼育家庭の生活・おそうじ調査“ペットの衛生篇” ペット飼育家庭の生活・お掃除調査
まずは、どのように床や壁を保護しているのか聞いてみました。

Q. 床や壁はどのように
保護していますか?

床や壁の保護の仕方ランキング

約3割が床の保護をしている!

ペットを飼育している人に自宅の床や壁の保護状況を聞きました。爪痕などの傷や汚れを防止するために床の保護をしている人は約3割となりました。また、滑り止めなどペットの安全性を高めるためにシートなどを敷いている人も約3割となりました。
壁よりも床に何かしらの保護をしている人が多いことが分かりました。

次に、ペットとの生活で気になる衛生面は何か聞いてみました。

Q. ペットとの生活で気になる
衛生面は何ですか?

「抜け毛」と「家の中のニオイ」
が気になる!

ペットとの生活で気になる衛生面は、「換毛期の抜け毛」と「家の中のニオイ」がそれぞれ4割を占める結果になりました。「ダニやノミ」が気になるという回答も3割に。
犬と猫を両方飼育している人は抜け毛よりも、「家のニオイ」(56.0%)、続いて「ダニやノミ」(46.0%)が気になると回答しました。

吐き戻しの処理はどうしているのか聞いてみました。

Q. 吐き戻しの処理はどうしていますか?

床への吐き戻しの処理 ソファや毛布などの布への吐き戻しの処理

除菌や消毒を行う人が多数!

ペットが床へ吐き戻しをしたときに「除菌シートなどで拭いている」が72.5%となりトップとなりました。「アルコール消毒をしている」が49.0%となり、拭きとるだけではなく除菌や消毒を意識して処理している人が多数となりました。ソファや毛布などの布への吐き戻しについては、「洗濯する」が57.8%となりましたが、必ずしも洗濯ができる素材や大きさではないため、除菌やアルコール消毒をできる範囲でしていることがうかがえました。

ペットの健康管理について聞いてみました。

Q. ペットの健康管理は
どうしていますか?

健康的なフードを
与えている人は半数以上!

ペットの健康管理については、半数以上の人が「健康的なフードを与えている」ことが分かりました。犬と猫を両方飼育している人は健康的なフードを与える傾向が6割と高く、飲み水にこだわっている人も全体より10ポイント以上高く、約4分の1の人がミネラルウォーターを与えていると回答しました。

アンケート調査概要

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:男女20代〜60代
  • 調査期間:2023年11月13日(月)~11月16日(木)
  • 有効回答数:400サンプル
ワンポイントアドバイス

ペット飼育家庭における
カーペットのおそうじをご紹介!
知っ得なっ得情報

ペットの健康のために敷いているカーペット。お手入れ方法をおそうじマイスターに聞いてみました。

ペット飼育家庭における
カーペットのおそうじ

わんちゃんやネコちゃんにとって、フローリングなどの滑りやすい床では、転倒やケガが心配ですよね。また、滑りやすい環境だと、腰や背中の筋肉に大きな負担がかかってしまうので、健康障害を引き起こすことも心配です。
そこで、有効なのがカーペットなどを敷いて床を滑りにくくすること。
多くの飼い主さんが敷いていると思いますが、カーペットは、フローリングやクッションフロアと違って、保温効果やクッション効果、ダスト捕集効果、防音効果など多くの効果が期待できます。
しかし、デメリットなのが、ホコリが溜まりやすい、髪の毛が絡まりやすい、ダニ・ノミが発生しやすいといった点ではないでしょうか。
特に、ペットを室内で飼っている場合、カーペットやラグマットに付着したペットの抜け毛やおしっこのしみ汚れ、ニオイなどの対処でお悩みの飼い主さんも多いと思います。

今回は、そんな“カーペット”のおそうじ方法を紹介したいと思います。
日頃行われているおそうじ方法に、以下のポイントを押さえてお掃除をすると効果アップが期待できますよ。

ホコリやペットの
抜け毛の対処方法
(掃除機掛けのコツ)

急いでゴシゴシ動かさず、ゆっくり、丁寧に掃除機を掛けるのがコツ。
内部に溜まったホコリも吸塵することが出来ます。(掃除機の掛け方:おそうじ本より
但し、カーペットに絡まってしまった髪の毛やペットの抜け毛は、掃除機でも簡単には取り除けないので、予め、髪の毛を取るための専用のカーペットブラシでブラッシングをすると効果的です。

専用のカーペットブラシが無い場合でも代用として、ゴム手袋をはめて、カーペットを撫でるように動かして取り除くことができます。

シミ抜きのコツ

何より、早く対処することが重要。
お湯で固く絞ったタオルを使って、シミ部分に押し付けるようにして、タオルに汚れを移し取る様に行のうがコツ。

ゴシゴシ擦ると汚れが広がり、返って汚くなってしまうことも。
ペットのおしっこのようにニオイの気になる汚れに対しては、カーペットの丸洗いが理想的です。
出来ない場合は、消臭を兼ねたシミ抜きをしてみましょう。

  • おしっこが染み込んだ部分にスプレーガンで水スプレーを噴きかける。
    さらに、その部分に重曹を振り掛けて歯ブラシでこする。
  • 洗浄部分を乾いたタオルで移し取る。
  • 2~3回繰り返し行う。
  • 最後は、水スプレーを噴きかけ、乾いたタオルで水分を拭き取る。

ぜひ実践してみてください。

アドバイザープロフィール

株式会社サニクリーン 石井 雄一

株式会社サニクリーン
石井 雄一

株式会社サニクリーンにて、社内資格制度である「おそうじマイスター制度」を推進し、全国のサニクリーン社員に「おそうじマイスター」の資格を付与すべく講師として活躍。「おそうじ教室」や「おそうじ体操」など、おそうじの楽しさや大切さを伝える活動を積極的に展開してきた。

ページ先頭へ