vol.43
店舗や施設の匂いと香りに関する
調査を実施しました。
外出先の店舗や施設でふと感じる
匂いや香りに関する調査を実施しました。
今回は、良い香りに関する
トレンドについて調査データを紹介します。


※香り…空間演出のための良い香り
Q. 好印象に感じる香りはなんですか?

好印象と感じる香りの種類
TOPは柑橘系
空間演出のために施されている香りについて、好印象と感じたときの香りの種類は柑橘系がTOPで51.0%となりました。以下、ラベンダーやフローラル系が続きます。今回の調査対象となった女性50~60代では、好印象と感じる香りの種類が多く、嗜好が多様である傾向が読み取れました。全体的にはこのような結果ですが、性年代別にはバラつきがあり、個々の好みは多様であることが前提です。
Q. どのような場所で
香りを楽しんでいますか?

自宅や職場で香りを
楽しんでいる人は9割超
日常生活の中で香りを楽しむ習慣が広く浸透していることが明らかになりました。最も多かったのはバスルームでの香り体験で、53.0%の回答者が実践しています。自宅でのアロマキャンドル使用は34.3%、職場でのルームフレグランス活用は25.0%と続きます。さらに、特定のグッズは持っていないものの香りを楽しむことがあると答えた人も22.0%いました。これらの結果を合わせると、9割以上の人が何らかの形で日常的に香りを楽しんでいることがわかります。香りが生活の質を高める要素として広く認識され、活用されている現状が浮き彫りになりました。
Q. 香りに期待する効果は何ですか?





香りに期待する効果は
“リラックス”が圧倒的
香りに“リラックス”効果を期待する人は8割を超える結果となりました。
その他の効果として、「モチベーションアップ」や「気分の高揚」「集中力」「安眠効果」など、それぞれのグループで特徴が異なり、仕事・家庭・趣味など、それぞれのライフスタイルをサポートするような香りの効果が求められているようです。
まとめ
香りの活用で豊かな生活環境を創出
日常生活における香りの重要性と多様な活用方法が明らかになりました。柑橘系やラベンダーなどの香りが好印象を与え、9割以上の人が自宅や職場で香りを楽しんでいます。特に、8割以上が心身のリラックス効果を期待しており、香りが心と体の健康に貢献していることがわかります。
個人の好みや目的に合わせて香りを選択し、活用することで、より快適で豊かな生活環境を作り出せる可能性があります。バスルームでのリラックスタイムや、職場での集中力向上など、様々なシーンで香りを取り入れることで、生活の質を向上させることができるでしょう。香りは単なる嗅覚的な楽しみだけでなく、心身のバランスを整え、日々の生活をより豊かにする重要な要素となっています。
アンケート調査概要
- ●調査期間:2024年12月13日(金)~12月17日(火)
- ●調査地域:全国
- ●調査対象:男女 20~69歳
- ●有効回答数:400サンプル
調査に関するお問い合わせは
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