ホーム > 調査 > アカデミーリサーチ vol.50 “お弁当作りの実態と食中毒予防意識篇”

アカデミーリサーチ

vol.50

場“お弁当作りの実態と食中毒予防意識篇”

「自身でお弁当を作る方」を対象に、「家庭のお弁当作りと衛生管理に関する調査」を実施しました。「おいしさ」や「栄養バランス」を重視しながらも、食中毒予防は“誰のためのお弁当か”で意識にばらつきがあることが分かる結果となりました。

お弁当を作る頻度は「週5~6日」が最多。
多くの家庭で習慣として定着。

お弁当作りの頻度は、「週5~6日」が3割強で最も高くなりました。「週1~2日」「週3~4日」もそれぞれ2割前後を占めており、休日を除き、ほぼ毎日お弁当を作る人が多いことが分かります。

作る相手は「自分自身」が最多で6割半ば。
配偶者向けも4割半ば

お弁当を作る相手は、「自分自身」が6割半ばで最も多く、次いで「配偶者」が4割半ばとなりました。自分用だけでなく、家族に向けてお弁当を作る家庭も多いことがうかがえます。

お弁当作りで重視する点は
「おいしさ」「栄養バランス」が上位

お弁当作りで重視されている点は、「おいしいこと」が5割半ばで最も高く、「バランスの良い栄養」が5割弱で続きました。日々の忙しさの中でも、味や健康面を意識したお弁当作りが行われている様子がうかがえます。

未就学児の子どもがいる家庭は
お弁当作りを楽しんでいる傾向

お弁当作りを「楽しんでいる」と回答した人は4割となり、「負担に感じている」は2割となりました。未就学児の子どもがいる家庭は楽しんでお弁当を作っている割合が高いという特徴がありました。一方、「一人暮らし」の家庭では負担に感じる割合が高いことも分かりました。

8割が食中毒予防を意識。
「誰のために作るか」で意識にばらつき

子どもと同居している家庭では、食中毒予防を強く意識する傾向があり、特に、子どもの年齢が低い家庭では、お弁当作りを楽しむ気持ちと食中毒予防という両方の特徴をより強く持っている層が多いことが分かりました。また、「一人暮らし」の家庭では約3割が「意識していない」と回答しました。

まとめ

今回の調査では、家庭におけるお弁当作りと食中毒予防意識は、家族構成や「誰のために作るのか」といった背景と深く結びついていることが示唆されました。特に子どもと同居する家庭では、家族の健康を守るという意識が衛生管理行動を強く後押ししていると考えられます。一方で、自分のためのお弁当作りにおいては意識が低下する可能性もあり、今後は正しい知識提供だけではなく“ライフスタイルに応じた食中毒予防”など工夫のある啓発の必要性があるのかもしれません。

アンケート調査概要

  • 調査期間:2025年2月5日(木)~2月9日(月)
  • 調査地域:全国
  • 調査対象:男女 20~70代
  • 有効回答数:322サンプル

①自分のためにお弁当を作る:210サンプル ②人のためにお弁当を作る:209 サンプル  ※①・②の回答数は延べ419ですが、両設問に該当する方が含まれるため、実回答者数は322となります。

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