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第2回 プロフェッショナルセミナー開催報告
飲食店様必見!安全・安心・清潔な店舗作りとは

日程
2017年11月21日(火)
開催時間13:30〜16:30(受付13:00〜)
会場
株式会社サニクリーン中国 広島西支店
広島市佐伯区石内東2丁目18-2
講師
第一部 人材育成ベーシック有限会社 取締役社長 松田 尚文
第二部 一般社団法人 日本HACCPトレーニングセンター 理事 長井 昭

飲食業界の方々へ「店舗のおそうじをレベルアップする方法」と「HACCP義務化に向けての対応」についてセミナーを実施しました!

店舗のおそうじをレベルアップし「きれい」な状態を維持するための方法や「HACCP」が義務化されたらどのような対応をすればよいのかなど、飲食業に携わる方々のお悩みや不安を解消するため、「店舗のおそうじをレベルアップ」するためのセミナーと「HACCP義務化に向けての対応」について二部構成でセミナーを開催しました。

第一部 実践クレンリネス!お客様を呼び込む店舗術とは/松田先生

今回は主に飲食業に携わる方々にご参加頂きました。セミナーの冒頭でまずは参加者にお店のおそうじ状況をチェックシートで確認して頂きました。チェックシートのレベルは高めに設定されていましたが、12項目中、8項目以上クリアしている参加者も数名いらっしゃいました!お店の状況が確認できたところで、クレンリネスの必要性についてのお話や松田先生のご経験をもとにした事例を交えて店舗のおそうじをレベルアップさせるとどんなメリットがあるのか?などをご紹介し、改めてクレンリネスに取組む必要性を感じて頂きました。
また、お店に帰ってから実践できる「きれいを維持するためのツール」や「実践方法」をご紹介するパートでは、ご参加頂いた方々から、「クレンリネスチェックリストを見直して基本から取り組みたい」、「紹介されたツールは現在の取組にプラスして取り組める」というお言葉を頂きました。このセミナーでは、店舗のおそうじの必要性やメリットを改めて考え、レベルアップするための実践方法を学んで頂きました。

第二部 飲食業へのHACCP義務化と対応について/長井先生

2020年東京オリンピック開催、WTO(世界貿易機関)によるSPS協定の非関税障壁問題なども絡んだ「HACCP」という食品安全管理システムが義務化される方針となりました。難しそうなイメージのHACCPですが、長井先生から「なぜ人は間違いを犯すのか?」という興味深い切り口で、食品の取り扱い方法について「正しく決められた事を正しく行う」ことの大切さを教えてもらいました。また、HACCP義務化への対応として、「危害要因(健康危害をもたらす可能性があるもの)のコントロール」という難解なテーマについては、過去に発生した食中毒事件や集団感染事件などを例に「どうすれば発生を防げたか」について紹介があり、現場で必要となる具体的な取組を知ることができました。 前提条件プログラム(コーデックス食品衛生の一般原則)では、飲食業の方々が作業中に着用する手袋について、装着の方法や外し方、取り替えるタイミングを教えてもらい、参加者からは「知らなかったので従業員に伝えたい」「驚いた」というお声を頂きました。HACCP取組前の第一歩として、どのような危険があるのかを知って頂き、その対策を考えるきっかけとなるセミナーになりました。

受講者の声

  • ツールを上手く活用することでスタッフ1人1人が責任を持って仕事をこなしていけるのではと思った。
  • 実践していく為に、従業員の意識改革の重要性を改めて認識でき、まずは従業員教育に取り組みたい。
  • 指導する際は、説明だけではなく実際に一緒に取組みながらクレンリネスの必要性を伝えることの大切さが分かった。
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